2人で過ごす時⏰

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「よーちゃん、3時間目始まっちゃう」 いつのまにか洋一も眠っていたらしい。大介が洋一の肩を揺らし、起こしていた。 「あ、そんな時間…」 大介に手を引っ張られ、洋一は立ち上がる。 「もう目、大丈夫か?」 洋一は除きこむようにし、そのまま大介にキスをした。 「うん。大丈夫」 照れながらも大介は答える。そして、走り出した。 「今日は泊まり来るんだろ?」 「どうしよっかなぁ」 「また寝れないぞ」 いつものように洋一は大介をからかう。 「僕、子どもじゃないもん。よーちゃんとは違いますから」 さっきまで走っていた大介は足を止め、振り返った。そして、洋一に近付くと背伸びしてキスを返した。 「もう1回、犯られたい?」 「えぇぇ」 また大介は走り出した。 もう絶対離さねぇ… そう心に決め、洋一も大介の後を追い掛けた。
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