2人で過ごす夜🌃

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「自分ばっか吸ってるくせに…」 ブツブツと大介が言っている。これ以上、大介すねらせてしまうと後々、面倒である。 「わかったよ…」 布団から手を離すと、大介がひょっこりと顔をだした。さっきまでの半ベソは嘘のようである。 「よーちゃん、ちょーだい」 洋一はタバコの箱に手を伸ばすと、新しいタバコを1本取り出した。
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