秘密にするなっっ☆

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『お前に沈んだ顔は似合わない。』 ぐしゃぐしゃ。 髪を乱暴に撫でてやると戒は慌てた。 「ちょっと、やめろっって…。」 んな姿も可愛くて俺は目を細める。 ヤバい。 このまま二人で居ると、俺は戒を確実に手を出してしまうっっ! それじゃ、戒がまた警戒する。 ぐいっ。 一旦、戒を離す。 きょとんとした顔で俺を見る。 なぁ、それって俺の忍耐を試してるのか? って、そういや、戒って天然だから駆け引きなんか出来ないよな。はぁあ。 俺ってけっこう振り回されてるよな。 苦笑する俺に、不機嫌そうに戒は睨む。 ごめん、ごめん。 『戒、飯を食べに行こう。』 手を差し出すと、おずおずと手を繋ぎ俺達は食堂へと向かった。
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