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頭まで掛け布団を被っていると、ふと思う。もし、布団から顔を出したら、武器を持った人が俺を囲んでいたら…。
俺は恐怖で身動きができない。だけど、身震いはする。
殺される…。
心なしか足音が聞こえる…。
ギシギシ、ギシギシ、ギシギシ…。
俺の目の前で止まり、何かを大きく振り上げ落とす!!!!
すると、『粉雪』の着うたが流れた。
「うわぁあああああああ!!」
びっくりして布団から起き上がる。なんだ。電話が来てたんか…。
画面を見ると、剛からだ。あいつ、どうしたんだ?俺は通話ボタンを押した。
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