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紗那『なにしてるの?』   小十郎「あ゛ぁ?見て分かんねぇのか!!止血だ止血!」   と怒りながらもキチンと止血をする小十郎 紗那は止血?と首をかしげたままだ       小十郎「……ハァ、収まってきたな」   少したつと段々と血が出てこなくなり小十郎は手から手拭いを外し、新しい布を傷口に巻いた   小十郎「所でなんでおまえ、刀を握ったんだ。斬れるに決まってんだろうが…」  とくどくどお説教をする小十郎 だが紗那は色々な単語に首をかしげ説教所ではない そして段々と太陽の暖かさから目がうとうとし始めた     小十郎「分かったか!!……おい」   紗那『……zZ』   紗那は畑で横になり眠ってしまったのだ 小十郎は気持ち良さそうに眠る紗那を起こせず ため息をつくと紗那を背負い城へ戻った。           あぁ…     光は     暖かい…     こんなにも     眩しく…     こんなにも……            
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