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僕は自分の死体の前で思い出していた。
今朝、姉ちゃんと喧嘩したこと。
別にそのせいで自殺したんじゃない。
きっかけはそれだけど…。
いろいろ嫌だったんだ。
もう生きるのが疲れたんだ。
寿命の半分の半分もまだ生きてないのに変な話だ。
ちなみに、僕の寿命は100歳だと信じている。
今はもう関係ないけどね。
最初は本当に小さな喧嘩だった。
だけど、だんだんエスカレートしていった。
姉ちゃんは僕に言っちゃった。
「死ね!この馬鹿!」
「うるさい!このブス!」
僕もむかついたからつい言っちゃった。
そしたら姉ちゃんは家から思いきり出ていった。
「本当に死んじゃえ!」って言いながら。
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