差別の国

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ある日、 上手い下手で決める 差別の国がありました。   上手い人はお金持ち、 下手の人は貧乏。 そんな国でした。     しかしある日、 下手のある一人は 言いました。   「なんでそんなに差別をするんだ!人にだって得意、不得意がある!」   しかしその国の 大王は言いました。   「秀才は天才には勝てないだろ?それと同じだ」   貧乏であるその人は 負けじと言い 返しました。   「秀才は努力をすれば、いつかは天才にでも勝てる!報われるんだ!!」   と。   その言葉に怒りを 覚えた大王は その人を 殺してしまいました。     この事は国中すぐに 知れ渡りました。 だから、下手な 人々はもう何も 言わなくなりました。
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