差別の国

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そして1年後、 その人はなんと 国一番の大王に なりました。   みんながざわめきます。 国中が目を疑いました。 しかし全ては真実。   下手でも大王となった その人はその日 みんなの前で 発表しました。   「人にだって得意、不得意がある!!それは、元大王の前で大発言した不得意な御方が教えて下さった。そして今!それがこうして現実に起きているではないか!人は努力をすれば変えられるんだ!努力しない奴こそ駄目な人間だ!」   その事で下手な人々でも 自信を持つようになり、 いつしか秀才は天才を 抜いていました。     その日から数年後、 その国はすでに 差別をしない 努力の国に 変わっていました。
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