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「ずっと傍にいろ」その一言が言えずに
不安にさせてばかりで
燻る想い 口で伝えないと何も
届かないこと知って
失くす事恐れた 初めてできた大切な物
離れてく手を引き止めることもない
立ち尽くすだけ
二人の上には明るく光る星の輝きさえ
消してしまいそうな紅く染まる月
「ずっと傍にいたい」その気持ち伝えられず
二人とも不安で
もどかしい想い うまくいえなくていつも イラついてばっかりで
一人の夜気付いた 君のいないこの部屋恐いなんて
離れたくない傷つけたくもなくて
立ち尽くすだけ
二人の上には鮮やかに光る街の電色さえ
飲み込まれてゆきそうな紅く染まる月
もう離れない誓えたはずなのに
言葉掻き消す
二人の上には全ての光朽ちて無くなりそうな
闇に満ちてゆく紅く染まる月
もう離さないどんなことをしてでも
二つの手交わす
二人の上には鮮血に濡れ鈍い煌めき放つ
この手さえ淡く魅せる紅く輝(ひか)る月
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