プロローグ

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あれは高校2年の12月24日のことだった。 当時の私には2歳年上の大学1年の彼氏、広瀬 駿(しゅん)という彼氏がいて、毎日がとても幸せだった。 それまで言い寄って来る男は私の外見だけで近寄ってきたが、駿は私の中身をちゃんとみてくれて、いい所も悪い所も全て愛してくれた。 ――――――― ――――― ――― 碧「授業が終わったぁ♪このあと駿と駅前で待ち合わせだから行ってくるね、澪~♪」 澪「今日はクリスマスイブだもんねー(^-^)!プレゼントはちゃんと持った?急いで走ってコケたらダメだよ!」 碧「わかってるってー!今日はね、デートコースは駿がとっておきの場所に連れてってくれるんだってー!超楽しみ(´∀`)!」 駿はとても私を喜ばせるのが上手で、2人の間にマンネリなんてことはなかったのだ。
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