第1章

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    「んで、本題とやらは? マジでつまんなかったら俺の貴重な時間返せ。」 「彼女もいない奴に貴重な時間なぞないっ。」 「ひでぇっ。」   俺が彼女いないの気にしてるの知ってて言うのかこの口は。 ちなみに大和にも彼女はいない。   「とにかくさっさと話せよ。」 「はいはい、息吹はせっかちだなぁ。 んでな、この前気になってこっそり病室抜け出して上の階いってみたんだよ。」 「足骨折してるくせによくやるなぁ…。」 「俺の好奇心は誰にもとめられないぜっ。」 「はぁ…。」  
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