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「そ・こ・で。
お前の登場だよ。」
「はぁ?俺は関係ないだろ?」
「いや、多いにあるっ。
息吹君に重大な任務がある!っ。」
「いやいや、任務とか嫌だし…。」
「名付けて・・・10階忍び込み大作戦っ。
俺の代わりに天国みたいな世界を体験してきてくれ。」
………はぁ?
俺が…10階に…?
「なんで俺がっ?
興味ねぇよ、馬鹿っ。」
「なんでって…俺が興味あるから。
息吹お・ね・が・い。」
「嫌だっ。」
「そう邪険にすんなよぉ。
親友が足骨折して不自由な思いしてるんだからそのくらいしてくれたっていいだろぉ。」
親友だからって出来る事と出来ない事くらいある。
……なんて、説得は奴には無駄だった。
「それじゃ、いってらっしゃぁい。
見つからないようになぁ。」
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