第1章

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    ナースステーションの中は清楚なイメージの看護士達とは違って書類やら何やらで案外散らかっていた。   この中から探すのか…って待てよ。 普通鍵って持ち歩いてるんじゃね?   忍び込んでからようやく気付いた俺。 でも、もう戻れない。 意地でもスペアか何か探さなければっ。   机の引き出しの中。 散らかった机の上。 受付。 棚の中。 白衣の…   「あ、あった。」   多分医者か誰か来た時に置いていったんであろう白衣の胸ポケットから鍵を発見出来た。  
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