第一章

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毬恵は泣きながら走りつづけ大きな桜の木がある所まで来た 冬獅朗との思い出がありある約束の場所 毬「うぅ…冬獅朗のバカァ~」 一方冬獅朗は毬恵の霊圧を探し走り回っていた 冬「ったくあいつ霊圧消してやがる…」 毬恵の自室に入り座り込む 毬恵の甘い匂いが冬獅朗の心を締め付ける 冬「ハァ…何処にいったんだよ…毬恵……」 『俺…あいつの泣き顔なんてみたかねーのに……あいつの笑顔が好きで…あいつの温もりが好きで……』 心の中で毬恵の事を考えているとある会話が頭によぎった 毬『ねぇ…冬獅朗…もし喧嘩したら……私ここでまってるから必ず迎えにきてね♪』 微笑みながら言う毬恵 冬「…!?あそこか!!!」 流れかけていた涙を拭い部屋から飛び出す 冬「今すぐ迎えに行くから待ってろよ!!」
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