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毬恵は泣きながら走りつづけ大きな桜の木がある所まで来た
冬獅朗との思い出がありある約束の場所
毬「うぅ…冬獅朗のバカァ~」
一方冬獅朗は毬恵の霊圧を探し走り回っていた
冬「ったくあいつ霊圧消してやがる…」
毬恵の自室に入り座り込む
毬恵の甘い匂いが冬獅朗の心を締め付ける
冬「ハァ…何処にいったんだよ…毬恵……」
『俺…あいつの泣き顔なんてみたかねーのに……あいつの笑顔が好きで…あいつの温もりが好きで……』
心の中で毬恵の事を考えているとある会話が頭によぎった
毬『ねぇ…冬獅朗…もし喧嘩したら……私ここでまってるから必ず迎えにきてね♪』
微笑みながら言う毬恵
冬「…!?あそこか!!!」
流れかけていた涙を拭い部屋から飛び出す
冬「今すぐ迎えに行くから待ってろよ!!」
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