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それから15分……
夢歌
「遅くなりましたぁ~♪」
監督
「遅いぞ?
何してたんだッッ!?」
夢歌
「えー?
夢歌お腹ついちゃったから、家から持ってきたサンドイッチ食べてましたぁ♥」
監督
「………もぉいいから、さっさと準備してくれ。」
2人は立ち位置につく。
監督
「……よーぃ。アクション!」
星野
「どぉいうコトだよ…それ。」
夢歌
「実はね?
あたし心臓病って言われて……」
星野
「………重いのか?」
夢歌
「10ヶ月もつかどうかって………。」
星野
「そんな……10ヶ月って…。」
夢歌
「……ごめんね。」
星野
「何でお前が謝るんだよ。」
夢歌
「もぉあたしに関わらない方がいいよ……。」
星野
「本気で言ってんのかよ………」
夢歌
「だって………」
星野
「オレに対する気持ちはその程度だったのかよ……。
オレはお前が好きだ…。
病気でも10ヶ月しか生きられなくても関係ないだろ?
お前を支えたいんだ。
お前と変わるコトはできないけど、一緒に戦える。
オレには支えるコトができる。
だから……そんな悲しいコト言うなよ………」
夢歌
「/////ッ(泣)
でも……」
星野
「頼むよ……嫌いにならないでくれ。
オレから離れないで?
オレがお前と一緒に戦うから……。」
長いセリフが終わり口づけのシーンになり、星野は夢歌のベッドへ腰掛け、夢歌を引き寄せる。
夢歌
「………………。」
星野
「…………………ッ!!?
おいっ!」
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