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先の刹那の言葉を受けてカグヤの唇が動きだす。
「そなたら三鬼衆に命ずる。
それぞれに…一体づつ四神のソウルズを捕えてくるのじゃ。
わらわにも思い当たる節があるのじゃ。
わらわも直々に出向くとしようかえ。
先程の夢見にたゆたう影。
あれらの神宿り達をわらわの下へ連れてくるがよいぞ。
さぁ、わらわとそなたらの夢の為ぞ。
存分に働きたもれ。」
カグヤが、そう雅びやかな口調で彼らに命じるや否や。
「かしこまりました!
我らの意志は永遠にカグヤ様の仰せのままに!」
それだけ言うと…三人は煙の如く、その場から消えていた。
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