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「オイ…貴様ら、ここにはクロガネカゲトとか言う不思議な能力の持ち主がいるのか!」
不躾な物言いで開口一番に傍若無人な巨漢が…そう尋ねてくるのであった。
「ほほぅ…随分と礼儀知らずの無粋な奴じゃのう。
そもそも、お前達こそ一体何者じゃ!」
臆する様子などは一切なく影蔵が語気を強めて言い返す。
「フッハッハッハァッ!
聞いて驚け…オレ様は羅刹ッ。
貴様らに地獄を味わわせてやる為にここへ来たのだ。
さぁ…四神のソウルズを宿す者をおとなしく渡せば命までは取らなくは無いかも知れ無いぞ。」
影蔵の強気な態度に呆れる様な…バカにでもしたかの様な笑い声と共に羅刹が言う。
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