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しかし、当たり前なのではあろうが何か普通の人間の少女にしては…というよりは地球上のありとあらゆる生物として違和感を覚えずにはいられないのである。
目を凝らして観察してみる。
それは今も懸命にパタパタと動かしている背中に生えたギラギラと燃え盛る一対の蝶の羽が、そう感じさせているのだろう。
『ん……むにゅ、むにゅ~ぅッ…
ハ~イ!おっはよ~ぅ…カゲゾ~!
ひさしぶりだねぇ。
ねぇねぇ~…何か用ぅ?』
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