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…向こう隣の民家の赤茶けた煉瓦作りの塀へとズドーンと土煙を上げて激突する。
「ぼ…ボヤボヤするな!
竹原、今じゃ…行け!!」
ソウルズの能力の事など一切知らない松竹梅のトリオが青天の霹靂と言う様子で…口をあんぐりと半開きにして呆気に取られている。
そんな、彼らに檄を飛ばして正気を取り戻させる。
影蔵の声にハッとする。
自らが成すべき事を思い出して…竹りんは影人がいる別邸へ向かい慌てて駆け出したのだった。
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