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そしてエヴァの心臓部。
人類補完計画の説明を始めます。
人類補完計画はゼーレが考えるもの、そしてゲンドウが考えるものと2つに分けられます。
まず、ゼーレが考える人類補完計画とは「知識の実を食べてしまったことを神に許してもらうこと」です。
それを行うためには生命の木に神の子(シンジ=神児)を貼り付け、ロンギヌスの槍を体に刺し、その血を大地に流すこと。
と旧約聖書に書かれています。
そしてゲンドウが考える人類補完計画とは「自ら生命の実も食べ、神と等しい存在になること」です。
そのためにはゼーレと同様に生命の木までたどり着かなくてはなりません。
しかし、たどり着くまでには18の関門があります。それが使徒です。
なのでゼーレとゲンドウはお互いの人類補完計画が違うことを知りつつも生命の木にたどり着くまでは互いに反発せず、お互いの目標を遂行しようとする。
というのがエヴァの根本にある考えです。
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