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「あら!アリス!そこにいたんだね!」
大きな声は女王様。
アリスを見つけて自分から出てきた。
「ごきげんよう。女王様。ステキな庭で見とれてしまったわ。」
女王はニッコリ笑って
「当たり前さ!私の自慢の庭だからね!」
お城に入ると女王は、大きなため息をついた。
「女王様?何か悩んでる事でもあるんですか?」
アリスは女王の元気がない事に気が付いた。
「アリス…私は女王として長い間やってきたがアリスに出会って気持ちが変わってきたんだよ。」
女王は、赤い薔薇以外の花の美しさや、本当のゲームの楽しさ 勝つ事だけじゃない事、失敗を許す事…
今まで知っていたことは、世界のほんの一部しか見ていなかった事に気が付いたらしい。
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