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「華斑…はやいよ…。」
柘都は小走りで、少し顔を引きつらせながら言った。
「何の事?いつものペースで歩いてるだけなんだけど。」
真柚胡は真顔で、でもペースを落とさずに軽々と歩きながら言った。
「それにしても…。」
尚季は息をきらしながら、走りながら言った。
「昨日はアンタらのコト考えて遅ーく歩いてあげたけど17分もかかったからやっぱアンタらに合わせんのヤメたよ。で、いつもの1人で歩くペースにしてるだけ。」
真柚胡はまだまだ軽々と、少しキレぎみに言った。その途中、
「真柚胡ー!って....姫端に柘都じゃん!何で⁉」
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