いつもの通学路、二つの荷物。
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「…はっ!で?この住所が何?」 我にかえって真柚胡は尋ねた。 「僕、ココに引っ越すんだ!」 笑顔で柘都は言った。途端にまた真柚胡は固まった。 「おーい。」 と柘都が言うと、真柚胡は(我に)かえってきてボソッと言った。 「....ついてきて。」 「へ?」 「いいから!」 ちょっとキレぎみに真柚胡が言ったので、柘都は黙ってついていった。
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