いつもの通学路、二つの荷物。

6/6
前へ
/24ページ
次へ
「あ、そういえば姫端ってさ、僕の今日引っ越したトコの隣の隣じゃん!」 思い出したように柘都が言った。 「ウソ、マジ⁉んじゃあ明日から一緒に行こうぜ‼‼」 めっちゃ嬉しそうに尚季は言った。 「うん!そうしよう!」 コチラも嬉しそうに言った。そして暫く歩いていた。そして十数分後、真柚胡は足を止めた。 「…ココ。オマエらと....アタシの家があるマンション。」 (勿論)二人は目を丸くした。そして、 「華斑もココなんだ(なのかよっ)!」 と、二人同時に、笑いながらツッコンだ。 「ハァ。アンタらのせいでいつもは5分で行けるのに...。」 ブツブツ文句を言いながら真柚胡はマンションの中へ入っていったので、 「...ゴメンなさーい...。」 と謝りながら二人も入っていった。  
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加