72215人が本棚に入れています
本棚に追加
「……やっぱやめたほうが、いいんじゃないかな?」
彼女は、不安そうに携帯を握る。
「もう、何言ってんのっ?ただの噂でしょ?本気にしないの」
彼女と同い年とみられる、少女が笑いながら彼女に話した。
「でも、ゲームの噂はやめたほうがいいって。ねえ?」
「いいの、いいの。ほらやるよ」
彼女は必死に少女を、説得しようと試みたが、少女の意思は思ったより固く、彼女もゲームをやらざるを得なかった。
「……わかったよ」
最初のコメントを投稿しよう!