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「深和-!!助けてっ。」
ある夏の日―
学校に行こうと駅のホームを歩いていると、同じ学校の美有(みゆ)が私をみつけて走ってきた。
「どうしたぁ?」
「さっきナンパされてね‥何かついて来るの‥(泣)」
心配して聞くと、本当に後ろから大学生ぐらいの男が美有について来ていた。
「何か用ですか?」
その男に一言言うと、そそくさと逃げて行った。美有は安心したように私の腕を掴んで笑っている。
私たちはそのまま一緒に学校へ行った。
美有とは高校からの友達だが、とても仲良くなって、今では親友と呼べるぐらい。
美有は私と違って小柄でとっても可愛いの。身長も153センチしかなぃと言って嘆いているけど‥私から見たらホントに羨ましい。
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