プロローグ

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「おねがい、嘘はやめて…」 手のひらが汗ばむ。 後ずさりする足のかかとが、 崖の岩を少し崩した。 夏波は、気がつくともうこんなところまで追いつめられていた。 誰に? りか?自分自身? それとも逆らえない運命に?
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