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翌日。アタシは自己嫌悪の渦中にいた。
他人の手紙を勝手に読んだ上に、「彼女」になりすまして返事を出してしまうなんて!
真夜中のポストへ投函した音が、罪悪感と共に耳の奥でリフレインしている。
「まぁ、りぃ、こぉっ!」
何!?
鬱うつとした気分で昼食のパスタをかき回していたら、いきなり背中を叩かれた。
聞き覚えのある甘ったるい声…。
あっちの世界へトリップしていたから、驚いて背筋が伸びてしまったじゃないか!。
振り返ると、やっぱり予想通り。
背後には見飽きた童顔があった。
パステルカラーで彩られた個性的なファッション。つくづく年齢不詳なオンナだ。
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