後悔した手紙。

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「また、メールするっ。」 そう言い残すと、葵は羽毛みたいにフワフワと、人混みの中に消えていった。 慌ただしい…。思わず小さな笑い声が漏れる。 そうだね、葵。 いつものカラオケで、音程の外れた椎名林檎を聴いてあげるよ。
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