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その人物が入って来た途端に、店員は店の入り口に【本日閉店】と書かれた板を置き、仮面の人物の後ろについてきた
その仮面の人物は砕の向かい側の椅子に座り、店員もその人物の横に座る
仮面の人物は砕に向かい微笑みかけた
「始めまして。
須藤 砕くん?」
口から発せられた言葉を聞いて、仮面の人物が女だと言うことが分かった
しかし、それ以外は分からない
「何で俺の名を知ってるか知らねぇけど、てめえ誰だ?」
「私?私は…そうね…ゼロって呼んで」
明らかに偽名だが、これ以上話ても何も聞き出せそうにないと踏んだ砕は、いきなり本題に入る
「じゃあゼロ。何で俺を呼んだんだ?」
ゼロと呼ばれた女は、口元をつり上げる
「ふふ…急かさなくて良いのよ?
まぁ、君にちょっとしたゲームをやってもらいたいの。」
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