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先程、路地裏から出てきた人物の名前は
須藤 砕(すどう さい)
銀色の髪を持つ高校生だ
当たり前だが、普通の高校生…
って訳ではない
彼は、裏で仕事をし、大金を手に入れている
その仕事と言うのが、
喧嘩屋…
そして、また一人、今日も犠牲になった…
「…俺だ…メールは届いたか?」
砕が何者かに電話をしだす
「…ああ、ちゃんと届いたよ…ありがとう。
報酬は例の口座に振り込んでおく。」
「…分かった…くくく…また仕事があれば何時でも連絡してこい。」
ブツ!
言いたいことだけ言い、砕は電話を切った
その顔は先程と同じ、悪魔の笑み
仕事が終わり、口座に金がある事を確認し、金をおろして自宅へと足を進める
しかし、その顔は、自分の家につくなり和らぎ、まるで別人の様な優しい顔に戻っていく
玄関のドアを開け、一室に向かう
そこには、一人の女の子がベッドで眠っていた
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