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キッチンについた砕は直ぐ様調理に取り組む
メニューは卵粥と漬物
それと、フンワリ焼いた卵焼き
自分だけ美兎と違うメニューを食べる訳には行かず、いつも砕は美兎に合わせてこのような消化に良いものを食べている
「美兎、出来たぞ?」
「…うん!ありがとうお兄ちゃん!」
部屋へと戻り、一度テーブルに食事を置くと、美兎の上半身を起こしてあげる
ピンクのお茶碗に卵粥をよそい、
「熱いから気を付けろよ?」
と言いながら美兎に持たせ、自分の分もよそい、手を合わせた
「「戴きます」」
その際、ベッドから出られない美兎の為にお盆に漬物と卵焼きを乗せ、美兎の手に届く位置に持っていく事も忘れずに…
「美味しいよ!
お兄ちゃんは料理の天才だね!」
「…ありがとうな?兄ちゃんそう言われると嬉しいよ。」
砕はこんな質素な料理にも笑顔で食べてくれる美兎に、再び笑みを見せた
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