第一章 喧嘩屋

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食事を済ませた後は、美兎に薬を飲ませ、安静にさせる 美兎は幼い時から体が弱く、薬を飲まないと生きていけない体だから… 砕は美兎の傍らにずっと座っていた その間にたわいもない話をしながら… 時が立つのは早く…時刻は既に夜10時を回った 「…お兄ちゃん? 明日は何時に帰って来るの?」 そろそろ眠いのだろう、目を擦りながら美兎は砕に言う 「…明日は少し遅くなるかもな? でも、6時には帰ってくるよ。」 「…約束だよ? 6時過ぎたら美兎怒るからね?」 「分かった。約束だ。 ほら?眠いだろ? そろそろ寝な?」 砕は美兎の頭を撫でてあげる すると美兎は安心したのか、一瞬笑顔になると、直ぐに眠りについた 砕はそれを確認してから風呂に入ろうとしたのだが… ヴヴヴヴヴ! ポケットの中の携帯が音を立てた
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