紅の空は、いつも君を思い出す。

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僕の心に今でも、あの時の君の声が離れない。 他のどんな奴に何を言われても僕は気にしなかったけど、君にだけは・・・君の口からそんな言葉は聞きたくなかった。 何かの間違いならと何度も思った。 だけど、君の声を間違うわけなんて絶対無い。 あの声は確かに・・・君だった。 僕の心に大きな棘が刺さったんだ。 そう、君と最後に帰ったのは、その日だった。
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