紅の空は、いつも君を思い出す。
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「たっ君、変わったよね?」 僕と君が最後に帰ったあの帰り道。 君は自分の家の前で僕に言ったんだ。 それまで何の会話も無く歩いて来た道の最後で、君は僕にそう聞いたよね? あの時の僕は、何も答えられずに、君の優しかった目から逃げてしまった。 僕は君の前から走って逃げ出してしまった。 ・・・本当は聞きたかった事があったのに。
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