犠牲者と被害者

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「あぁ、後は今まで起こった奇怪事件は全てがこの町で起こってるっていう事が分かった」 思い出したような仕草をして三浦は二人に言って反応を見る。 「そう、なんだ」 千穂はやはり怯えている。しかし、真介だけは違っていた。 「なんか引っかかるんだよなぁ?」 何やら気にかかる事があるが、その何かが分からない気持ちの悪さが真介を更に悩ませた。
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