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「疑ってるのう?まあよい。お主はもう、死んだ。」
んなことわかってるよ……。ビルから飛び降りたんだ……。死ぬさ……。
「あぁ……。」
「おぬしは、女が嫌いか?」
……嫌い……嫌い……嫌い。嫌いだ……。
「悲しきものよのう。おぬしはまだ本気で恋をしておらん。」
この言葉に目の前にいる神様?とやらに殺意がわいた。
「……お前に、何がわかる?神だか何だか知らないけど……、僕の苦しみを知らないくせに変なことを言うな!!」
ハァハァと肩で息をしながら思い切り怒鳴る。こいつにはわからない。裏切られる辛さ、悲しみ、苦しみ、憎しみ。
「ホッホッホ。」
何を思ったのか自称神様は笑いだした。
……かなりムカつくな。
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