第一章

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…朝が来た。 いつものように顔ん洗い服を着がえる。 俺は学校を退学になったばかり、そのため仕事を探しに出掛ける。 退屈な仕事が嫌でいつも仕事が決まらずにブラブラするばっかり。 自分の行きたい道がわからないまま時間ばかりが流れる。 左腕にはめている時計を見ると時間は昼を過ぎていた。 飯にしようとコンビニで、にぎり飯を二個とお茶を買った。 近くの公園に行き、すべり台の下で食べる事にした。 太陽の日差しが眩しくて、日陰に入りこんだ。 まるでダメな自分を隠しているかのようだと考えてしまった。 そんな時、すべり台のすぐ近くに咲いている花が目に入った。 光を浴びて、とても綺麗に咲いていた。なんの花なのかはわからないが、綺麗だと思った。
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