第二章 気術師の到来

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そんな感じで二時間後、全員そろってみんな酔い潰れていた。オレ以外は。 「散歩してくるか」 オレは学校の外にでて、古い神社にきた。昔みんなと遊んだ神社だ。懐かしい思いが消えなかったから久しぶりに来てみた。あまり変わっておらず、ここだけ時間が止まっているようだった。 「こんな夜中に珍客だね」 「!」 オレは驚いて振り返る。鳥居の上に男が立っていた。 「お前マンモス学園の生徒だな?」 怪しい男が尋ねてくる。 「そうだったらどうする?」 ケンカ慣れしているので軽い挑発も忘れない。 「殺すまでだ」
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