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体から力が抜けていく。強い。ただの喧嘩屋じゃない。
「お前何もんだ?」
「ペガサス学園No.72、佐藤英作(サトウエイサク)」
ペガサス学園?ナンバー?意味がわからない。
「その首、もらうぞ」
佐藤がゆっくりと近づいてくる。オレはもうどうでもよくなってしまった。どうせ死ぬのが少し早まっただけだ。
「何だ?諦めたのか?」
「………」
オレは答えない。答えたところで何かが変わる訳でもない。しかし次の言葉でオレは反応する事になった。
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