4816人が本棚に入れています
本棚に追加
/565ページ
佐藤の首と胴体が分かれた。
「龍鬼!?」
飛び込んできたのは東堂龍鬼だった。しかしいつものいい加減な雰囲気は出しておらず、真面目で集中しているようにも見える。
「おい、龍」
「黙ってろ。まだ終わってねぇ」
素早く命令された。よくみると佐藤は首がなくなっているのに、胴体だけでこちらに向かってくる。気持ち悪!
「愚かな……まだ実力差がわからんか…」
「………」
佐藤は何も語らなかった。口がないから当たり前なんだろうけど。
最初のコメントを投稿しよう!