第三章 請負企業

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何時間くらい気絶していたんだろうか?オレは目を覚ました。 「ここは……」 「マ、マンモス学園の保健室です」 オレの疑問に答えてくれた声がした。声の方を向くとオレを怖がりながらみている女の子がいた。制服から見て中学生に間違いない。 「君は誰?」 なるべく優しい声で言った。 「マ、マンモス学園No.33、岩見紗英奈(イワミサエナ)です。お怪我は大丈夫ですか?」 怖がりながらも答えてくれた。ナンバーとやらは全然分かんないけど。 「そういえば、左腕刺されたんだっけ」 暫くは左は使えねぇなと思いつつ、怪我の具合を見るため左腕に視線を移し…………固まった。
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