第三章 請負企業

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「気解放を使うと、それぞれの人がそれぞれの超能力を使えるようになります。わたしの場合は怪我を操作する能力です」 「オレは?」 「わかりません。自分で確かめてみないと」 オレは首をひねらせた。さっきは力は感じたけど、超能力が出来ることは知らなかったし。そもそも、もう一回気解放やろうとしてもやり方がわからんし。 「き、気落ちしないでくださいね。わたしも気解放してから一ヶ月たってやっと自分の能力に気づけたんですから💦」 慌てて補足。なかなか空気が読める子だ。 「気解放についてはだいたいわかった。次にナンバーとかの説明をしてくれないか」 「はは、はい」 急な話題変換についてこれない様子。
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