第四章 オレの近くのプロ

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さすがにいつまでも保健室にいるわけにもいかず、説明が終わった後龍鬼と一緒にオレの部屋に向かった。 「そういえばどうやってオレが襲われているって知ったんだ?しかも来るの早かったし」 率直な意見を述べた。 「第四部隊の隊長が能力で教えてくれたんだよ。何で早かったかはそのうちわかるさ」 意味深な言葉を残した。実際は説明するのがめんどくさいだけだろうが。話してるうちに部屋についた。 「ただいま~」 「お帰りなさいませ、ご主じ」 バタン!え?誰? 「どうした?」 後ろにいた龍鬼は状況がのみこめてないようだ。 「何かメイドさんがいた……」 「何訳わかんねぇこと言ってんだ」 龍鬼がノブを回した。 「お帰りなさいませ、ご主じ」 バタン! 「おかしいな……薬をやった覚えはないが……」 「……大丈夫。お前は正常だ」 とりあえず、中にいるであろう虎神に電話をかけてみよう。ワンコールでつながった。 「光一か?今すぐ帰ってこい。何か変なのがいる」 わかってる。わかってるさ。
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