第四章 オレの近くのプロ

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「で、お前誰だ?」 謎の眼鏡っ子メイドに尋ねる。 「名前を聞かれても困るんですけど、強いて言うなら加藤光一、でしょうか」 龍鬼達三人がこちらを向いた。 「やっぱお前の知り合いじゃん。名前が同じって、もう私たち許嫁みたいな」 「何故そうなる。悪ふざけでオレの名前を言っただけで」 「だってオレらまだこの子に名前言ってないじゃん」 確かに、まだ名乗ってないのにオレの名前知ってるんだからオレの知り合いなのかもしれない。 「あ、他の人も知ってますよ。左から東堂龍鬼様、北川虎神様、浮風夜行様でしょう?」 「「「「………」」」」 オレの知り合い説、見事に崩壊。
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