第四章 オレの近くのプロ

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「つまりお前は光一から生まれたから名前が一応加藤光一で、オレ達のことを知っているってことか」 虎神が締めた。 「じゃあそろそろ帰るか。どっかの誰かさんと違って学校あるし」 「嫌味かそりゃ」 「いいや、妬みだよ」 そう言うと虎神と夜行は部屋から出ていった。 「龍鬼、お前は帰らないのか?」 「いや、お前にいわなきゃいけないことがある」 真面目な声をだした。欠伸してるけど。 「お前は正式にマンモス学園の気術師と認められた。No.103だ。明日放課後に第三部隊は中等部の第二理科室で会議だ。来いよ」 まだ実感ないなー。まぁ忘れんかったら行くか。 「じゃあな」 龍鬼が出ていこうとした。 「最後に一つだけいいか?」 それをオレは呼び止めた。
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