第四章 オレの近くのプロ

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「虎神と夜行のナンバーは何なんだ?」 ちなみに志保は気術師でないことをさっき聞いた。基本的に部活で活躍しているやつは気術師ではないらしい。虎神と夜行は一応名門らしいので気になった。 「虎神がNo.6で夜行はNo.8だ」 オレの周りはプロばかりだったらしい。龍鬼も部屋を去り部屋に二人が残った。オレと眼鏡っ子メイドだ。 「あの、わたしは何と呼ばれればいいでしょうか…?」 そういえばまだ決めてなかったな。女の子だから加藤光一のままだとかわいそうだ。しばらく考えて意見を聞くことにした。 「お前音楽好きか?」 「はい。特にクラシックが」 オレと同じだ。ほぼ同じ趣味だと考えた方が良いかもしれない。 「じゃあ、今からお前の名前はカノン。加藤華音だ」 結果、オレの一番好きな曲をチョイスした。
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