第五章 初任務

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「あっ、光一君?隊長からはなしは聞いてるよ~」 わっ、何だこの小学生? 「自己紹介するね!わたしは第三部隊副隊長、小四の当宮久美(アテミヤクミ)だよ」 元気だな。これが小学生特有の無邪気パワーなのか?それより小四が副隊長って……どんな請負企業だよ。 「何やってんだ、これ?」 オレはあっちむいてほいの集団を指差した。ここにいるってことは気術師なんだろうが。 「緊急の任務が入ってね~。三人のうち二人は決まっているんだけど残りの一人で揉めたから、僕が一喝してあっちむいてほいで決めなさいって言ったからだよ~」 「龍鬼は何も言わなかったのか?」 「アハハ!龍鬼隊長が会議に来るわけないじゃん!」 言われればそうだがあいつすげぇむかつく。
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