第六章 二人の実力

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「ヌン!」 重治が大剣を振って砕いた。しかし次々塊は飛んでくる。 「散れ!」 「言われなくとも!」 幸い、塊はそんなにはやくない。余裕でよけれる。 (………!) だが、オレの体はどんどん重くなっていき……塊がとんでこなくなったのと同時に動けなくなった。 「な、何これ~?」 「ヌゥ……」 「動けないですぅ」 他三人も同じらしい。重治なんか空中で止まっている。 「見事にかかりましたね」 奥の方から声が聞こえた。 「誰だ!」 オレは叫んだ。
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