第六章 二人の実力

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重治は虫は虫でも…蜂だった。蜘蛛の糸など簡単に引きちぎる。糸が全部切れたのでオレ達も自由になった。 「ここはオレにまかせろ。またいつ捕まるか分からん」 重治に急かされて、オレ達は階段をかけ上がった。 「行かせてしまったか……」 「それがどうした?」 「やつらが生きて帰ることができなくなった」 「ほざけ」 そういいながら二人が構えをとった。 本日の第一試合 岡本重治vs佐藤英作 試合開始
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